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ビジネスとしての将来性

子どもも高齢者も日本の大切な財産です

日本の少子高齢化については、かねてよりニュース番組や新聞などで頻繁に報道されているので、多くの方が認識されています。
しかしその実、一般の方が想像している以上に、ものすごいスピードで高齢化が進んでいるという事実を把握しているのはまだまだ少数派だと思います。

かつてない高齢化社会の到来

日本は、平均寿命、高齢者数、高齢化の速度という面から見て、世界で一番の高齢化社会だと言われています。晩婚化や非婚化で出生率が下がり続ける一方、平均寿命が延びて高齢者が増え続けてきました。
また人口構成ピラミッドで大きな割合を占める第1次ベビーブームの1947年から1949年生まれの世代がまもなく65歳以上の高齢者の仲間入りをするため、高齢化はさらに進展すると言われています。

試算によれば2009年現在で22.8%の高齢化率は、2030年代には30%台2050年には40%台に達するものと推測されています。この数字は世界でも抜きん出たもので、日本は過去に類のない高齢化社会へと進んでいるのです。

高まり続けると予測される介護ニーズ

以上のことからも、まちがいなく日本の人口に占める高齢者の割合は増え続け、それに伴い介護・福祉事業へのニーズも高まり続けるものと予測されます。
このことからも、今から新規参入しても決して遅すぎるということはありません

100年に一度とも言われる大不況の昨今ですが、その中でも今後、確実かつ大きな成長が見込める事業分野であると言えます。

しかしながら、そのような状況下だからこそ、サービスの質が問われることになります。今後、雨後の竹の子のように、介護・福祉事業に参入する業者も増え続けると予測されます。当然業者間の競争も激しくなることでしょう。そんな中で、事業を継続させ続けるには、利用者からの信頼が不可欠です。

それ故、現時点で地域社会に密着した訪問介護や通所介護を展開し、信頼と実績を重ねていくことこそ、長期の成功を収める道と言えるのではないかと思います。

成長が見込める分野だからと言って、単にお金儲けの手段として介護事業へ参入しようと考えているなら、やめておいた方が無難です。そんな考えで続けられるほど、介護の仕事は甘くありません。

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